

01
プラークコントロール
~歯垢を除去しよう~
プラークは歯に付着した歯垢で、細菌の塊です。この細菌が歯肉や顎の骨を炎症させ、歯周病を引き起こします。プラークコントロールは、プラークを定期的に除去することを意味し、正しい歯みがきによって可能です。歯周病予防と治療の基本は、適切な歯みがきです。当院では、歯周治療の一環として、患者様に正しい歯みがき方法、歯ブラシの選び方、歯みがき剤の使い方などを指導し、効果的にプラーク除去ができるようサポートしています。

02
スケーリング・ルートプレーニング
~プラークコントロールの役割分担~
歯周病治療において、歯みがきによるプラークコントロールは欠かせません。歯肉より上の見える部分は、日常的に歯みがきを行う必要がありますが、歯肉下の見えない部分は歯科医院での処置が必要です。歯石は歯垢がミネラルを含み硬化したもので、特に歯肉下に付着しやすく、歯ブラシでは取り除けません。歯石を除去するスケーリングと、歯根を滑らかにするルートプレーニングを行い、歯周病治療を進めます。患者様と共に努力することが、歯周病予防には大切です。